① 事業の意義を十分に理解していない
提案書の中には、仕様書に書かれている内容を整理しただけのものがあります。
しかし自治体のプロポーザルでは、
- なぜその事業が必要なのか
- どのような課題を解決するための事業なのか
といった 事業の意義を理解しているかが重視されます。
事業の目的や背景を踏まえた提案になっていない場合、評価は高くなりません。
② 自治体の置かれている状況を理解していない
提案内容自体は優れていても、自治体の状況と合っていない場合があります。
例えば
- 地域の実情
- 自治体の政策方針
- 財政状況
- 人口構成や地域課題
などを踏まえていない提案は、実現性が低いと判断されることがあります。
プロポーザルでは、自治体の状況に即した提案であるかが重要です。
③ 提案内容が抽象的
提案書では
- 効果的に実施します
- 丁寧に支援します
- 適切に対応します
といった抽象的な表現が多く見られることがあります。
しかし審査では
- どのような方法で実施するのか
- どのような成果を目指すのか
といった 具体性が重視されます。
提案内容が具体的であるほど、実現可能性が高いと評価されやすくなります。
④ 実施体制に不安がある
プロポーザルでは、提案内容だけでなく
- 担当者の経験
- 人員体制
- 業務管理体制
なども評価されます。
例えば
- 担当者が少ない
- 実績が示されていない
- 業務管理体制が不明確
といった場合、提案内容が良くても評価が伸びにくくなります。
⑤ プレゼンテーションで提案の強みが伝わらない
多くのプロポーザルでは、提案書提出後にプレゼンテーションが行われます。
プレゼンでは
- 提案のポイントが分かりやすく説明されているか
- 質疑応答に適切に対応できているか
などが評価されます。
提案書が優れていても、プレゼンでその強みが十分に伝わらない場合、評価が伸びないことがあります。
まとめ
行政プロポーザルで採択されるためには、次の点が重要です。
- 事業の意義を理解する
- 自治体の状況を踏まえた提案を行う
- 提案内容を具体的に示す
- 実施体制を明確にする
これらを意識して提案書を作成することが、採択につながる重要なポイントになります。
行政プロポーザル研究所では、提案書作成やプレゼン対策について支援を行っています。
元自治体管理職としてプロポーザル審査に関わった経験を踏まえ、提案書のブラッシュアップやプレゼン対策などのサポートを行っています。
